にごり爪がカビキラーで完治するって本当?
にごり爪は足の裏にできる水虫よりも厄介と言われています。にごり爪も水虫と原因は同じで、白癬菌と呼ばれる菌により引き起こされます。しかもにごり爪は他人にうつるので、完治させることが大切です。
にごり爪の症状
にごり爪は、爪が白くなったり変形したりと見た目で変化が分かります。また、女性であれば、ネイルもできなくなり気持ちも下がります。
しかし放置しておくと徐々に症状が進み、歩くたびに激痛を感じるようになる場合もあるため、爪の異変に注意を払い、「なにかおかしいな?」と思ったら早めに治療する必要があります。
にごり爪にカビキラーが効くの!?
多く使われているのが塗り薬や飲み薬です。市販の薬局などでも手にすることができますし、症状が進行している場合には病院などで薬を処方してもらうのがベストです。
最近、白癬菌という水虫の原因がカビの菌ということで「カビキラーが効くのでは?」と話題になっています。その効果について説明します。
カビキラーは確かにカビを落とすために作られています。販売価格も市販の水虫用の薬と比較すると格安です。まず、カビキラーの成分ですが、次亜塩素酸塩と苛性ソーダが含まれています。この成分は菌を全滅させるほどの強い力を持っています。
これらの成分は数秒皮膚についただけで「皮膚を溶かしてしまう」ほど非常に強力なので、カビキラーでにごり爪を治療するのはオススメできません。
カビキラーでにごり爪を治療すると
実際にカビキラーをにごり爪の部分に使用したチャレンジングな人もいるようですが、皮膚がかぶれた、翌日熱を持って腫れたという人がほとんどです。
皮膚はとても繊細にできています。カビなどの菌を全滅させる力を持つカビキラーを皮膚にかけると悪影響がでるのは間違いありません。
また、カビキラーの注意事項にも「皮膚についた場合には洗い流す」というような意味の一文が記載されています。
カビキラーで治療をしようとすると最終てきには、皮膚がただれたりアレルギー反応を起こしたりなど様々な症状が出て、最終的には皮膚科などの病院に行くことになります。
そんなことになっては二度手間ですよね。
まとめ
「カビキラーでにごり爪を治せる!手軽!」と思っていた人は、これだけのデメリットがあることをよく理解してもらいたいと思います。最終的には皮膚に余計な刺激を与え皮膚科に行き、お金と時間をかけることになります。
にごり爪とわかった時点で皮膚科や薬局など専門家がいるところへ相談に行き、より短時間にコストを抑えてにごり爪の治療をしましょう。
何度も言いますが、カビキラーでのにごり爪の治療は非常に危険なので絶対におすすめできません!