女性は要注意!ネイルとにごり爪の関係とは?
にごり爪というものをご存知ですか。水虫は聞いたことあるけど「爪?」と思っている人もいるのではないでしょうか。今回は特に女性に知ってもらいたいにごり爪についてご紹介したいと思います。
にごり爪とは
まず水虫とはどういうものかについて説明しましょう。水虫は白癬菌(はくせんきん)と呼ばれる菌に感染することで起こります。普段良く知られているのが足水虫ですが、にごり爪の場合、爪の中に白癬菌が感染することで引き起こされます。
にごり爪になるといくつか普段と違う症状が見られます。特ににごり爪に感染する人の多くは、親指の爪が感染していると言われています。
症状としては、爪が白く濁っている、爪が変形している、爪がボロボロになっている場合はにごり爪の可能性を疑った方が良いと考えられます。
足水虫のほうがにごり爪より知られていますが、実は、にごり爪の方が厄介とされています。その理由としては、にごり爪は他の人に感染するうえ、水虫の原因となる白癬菌を貯蔵する役割を担ってしまうからです。
水虫になった場合のNG行動
にごり爪にかかると、爪がボロボロでとても汚く見えます。そのため、上からマニキュアを塗って隠す人が多くみられます。しかし、マニキュアを塗ることで更に症状を悪化させてしまう可能性があります。
マニキュアを塗ると、必ずその後にはリムーバーを使用します。リムーバーには爪の油分や水分を奪ってしまう成分が含まれています。そのため、爪が乾燥して荒れてしまい、そこに水虫の原因である白癬菌が感染することでにごり爪になってしまいます。
更に、マニキュア本体にも爪にダメージを与えてしまう成分が含まれています。爪がダメージを受けることで同様ににごり爪になりやすい環境を作ってしまっているのです。
更に、長時間ネイルをしていると落とした後に爪が変色していることがあります。変色の原因は爪にカビが生えている状態になっているからです。ちなみにこの症状はグリーンネイルと言います。この状態もにごり爪になりやすい状況を作っていることになります。
まとめ
このように、知らない間ににごり爪の原因を作ってしまったり、悪化させてしまったりするのがマニキュアです。お洒落はとても大切ですが、本来の自分が病気になってしまっては意味がありません。
時には爪の休息日を設けることも必要です。乾燥や傷つきが原因となっているわけですから、クリームやオイルなど爪を修復したり潤したりする成分が含まれるものでケアすることが大切です。ケアとおしゃれとを両立し、綺麗な爪を保てる女性になりましょう。